2017年6月
鳥海山の御浜小屋にて 初めての小屋泊。
鉾立よりスタート。
奈曽渓谷の向こうに
鳥海山の山頂が キレイに見えていた。
陽の光を浴びた植物たちのイキイキした姿に
元気をもらいながら歩く。
夏道は、
左下に見える方が歩いている辺りの雪の下に。
稜線に出ると、
真っ青な空に 真っ白な雲が。
青空に向かって みんなで歌っているハクサンイチゲたち。
風を感じながら、
山頂の方を眺めながら、
のんびり歩いた。
御浜小屋は もうすぐ。
この日の鳥海湖。
初めて泊まる御浜小屋。
入口から向こうに見えるのは 稲倉岳。
大きな荷物を小屋に置いて
御田ヶ原の方へ散歩。
日差しを浴びて 鮮やかなピンクのイワカガミ。
日本では この鳥海山で最初に発見されたという
ヒナウスユキソウ。
「ようこそ 鳥海山へ!」
と、ハクサンイチゲたちが こっちを見ていた。
七五三掛の手前で
山頂と そこにかかる雲を眺め・・・
なだらかな曲線が描かれた笙ヶ岳方面を眺めながら・・・
小屋の方へ戻った。
御田ヶ原の辺りから 風が強くなり、ガスが流れてきた。
陽が傾いてきた西の景色も ぼんやり。
強い風とともに ガスが南から北へと流れ
稜線を越えていった。
日本海に沈む夕日。
初めての小屋泊。
窓の向こうが 夕焼けに赤く染まっていた。
夕方 ガスで真っ白だったのに、
夜は キレイな星空が広がっていた。
迎えた早朝。
空には薄い雲。
北東側の空には 朝焼けのオレンジ色のライン。
朝食の後、笙ヶ岳へ。
笙ヶ岳一峰から
緑の中に 赤い屋根の万助小舎が小さく見えた。
下山の途中、
雪原を歩く私。
(同行の先輩 撮影)
初めての小屋泊。
のんびりと歩き
のんびりと山の時間や景色を楽しむことができた。