朝、自宅の辺りの上空には こんなアヤシイ灰色の雲がかかっていたけれど、
この時点での鳥海山は スッキリきれいに見えていました。
でも、陽が昇ったら どんどん雲がわき上がって行くんだろうなぁ・・・
と思いながら登山口へと向かいました。
山には秋の気配。
登り始めの登山道わきには、
マイヅルソウ・アカモノ・ミヤマホツツジ・タケシマランなどの赤い実が。
そして、
賽の河原に近づくにつれ 青紫のオヤマリンドウが見られるようになりました。
御浜に着いた時には 山頂は すっかりガスで見えない状態。
御田ヶ原付近まで行くと、ガスがどんどん流れていて、
山頂や外輪は 見えたり隠れたり。
千蛇谷から御室へ。
一部 雪渓を渡ったものの、あとは ずっと夏道。
御室に着いて 新山の方見ると 次々に人が登っていくのが見えたので、
新山には行かずに外輪に上がって 七高山へ行きました。
そして さらに奥に進んで北峰へ。
北峰と七高山の間で昼食休憩。
その後、
チョウカイフスマやイワギキョウの花を眺めながら・・・
時々ガスが流れ行く外輪の方から下山開始。
御田ヶ原分岐から 鳥海湖の方へ。
鳥海湖のそばを通り 長坂道に上がる頃には 辺りはガスで真っ白に。
真っ白な中を御浜の方へ行くか・・・
吹浦コースに入って河原宿から象潟コースに合流しようか・・・
あるいは笙ヶ岳に行ってから 河原宿を横切って象潟コースに合流するか・・・。
迷ったけれど、
時間的には大丈夫そうだったし、時々ガスが流れて遠くの景色が見えていたので、
笙ヶ岳まで行くことにしました。
笙ヶ岳では、雲の向こうに庄内平野、その向こうの日本海に粟島や佐渡が見えました。